コイズミ無線オススメユニット紹介! ~FAITALPRO編~


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突然ですが今回は、コイズミ無線でも特にイチオシのFaitalPRO製ユニットを複数ご紹介させて頂きます!

HF10AK

今回のセール特設ページのトップを飾ったHF10AK。
FaitalPRO製1インチドライバーの中でも特に「音重視」「コスパ重視」として定番で、使用者からの評価も高い定番のモデルです。
プロフェッショナルのPA用として十分な耐入力を備えながら、Hi-Fi用途での評価がとても高いのが特徴です。
振動板にはカプトンポリマー振動板を採用していますが、これが超優れもの。
薄い軽い丈夫、に加えて内部損失値も優秀という、四拍子揃った素晴らしい振動板。これにより驚異的な低歪みを実現しました。また金属振動板と比較すると、穏やかな共振、柔らかい高域、滑らかな音色を兼ね備えています。

そして素晴らしいポイントが取付穴の配置。「2/3ボルトパターン」という配置ですが、これは2本止めホーンにも3本止めホーンにも使えますよ、という意味。
2ボルトタイプは昔のJBLやALTECにいくつか存在した形式で、3ボルトタイプは現代のヨーロッパ系ユニットメーカーで広く採用されている形式です。

つまるところ、取付穴の配置が「2/3ボルトパターン」であれば、

・ホーンの交換
・現行のシステムのドライバー換装

がとても容易なのです。
スピーカー自作ではよく「ホーンを交換して音を楽しみたい」という場面があるのではないでしょうか。このHF10AKであれば対応可能な製品が多く、アダプターが不要なケースが増えてとても楽ちんです。

もちろんセット販売限定のFaitalPRO 1インチ用ホーン三種類も使えますので、ご参考までに。

※注意 HF10AKはボルト固定式ですので、ねじ込み式ホーンには非対応となります。

HF10AKの公式図面

再生周波数帯域としては約1.3kHz~20kHz(12dB/oct.)、1インチのコンパクトなドライバーでありながらワイドレンジをカバーできます。
前述のカプトンポリマー振動板によって、滑らかで聴き疲れしにくい音をワイドに表現でき、これらの長所と110dBという非常に高い能率を両立させています。コストパフォーマンスに優れた選択肢としては最高のコンプレッションドライバーの一つに数えられます。

コイズミ無線でこちらの商品をご購入頂いたお客様からも大絶賛でした。その方から教えて頂いたのですが、どうやら海外のHi-Fiオーディオ掲示板での評価がべらぼうに良いとのこと。

HF1460

こちらもセール特設ページのトップを飾っています。
1.4インチスロート口径のハイエンドドライバーで、同社フラッグシップモデル。
フラッグシップというだけあって、かなり値を張る商品になっております。しかし、今回敢えてご紹介したいのがなんと言ってもこのユニットに投入されている業界最高レベルの技術と素材。

コンプレッションドライバーの振動板は、一般にはチタン、ポリエステル、高級なものはベリリウムなどです。
が、このHF1460で採用したのはなんとカーボンファイバー振動板
最近ほんの少しづつ増えてはいますが、2026年現在でも貴重な

カーボンファイバー振動板×コンプレッションドライバー

という組み合わせなのです。
超軽量、高剛性のカーボンファイバーダイアフラムは、高域までレスポンスが伸びブレークアップを抑え大入力時でも歪みが増えにくい、というメリットがあります。

HF1460のカーボンファイバーを使用したダイアフラム

また86mmの巨大なボイスコイル、2.2テスラの大型ネオジウム磁気回路、4枚の環状フェーズプラグと、FaitalPRO社の技術力と高品質素材が惜しみなく投入されています。

スロート穴から確認できる4枚の環状フェーズプラグ

プロ用途の要求にこたえる能率:109dBでありながら、カーボンファイバー振動板による微細な情報を失わう事のない、フラッグシップの名前に間違いのないユニットです。

8PR200

FaitalPRO社のウーファーにはシリーズラインがあり、このユニットはPRシリーズの8インチモデルとなっています。

・20cm口径でAES200Wの耐入力
・ネオジウムマグネットの磁気回路
・アルミダイキャストの八角形フレーム
・2インチのボイスコイル

と、一見でも欲しい要素が高水準で詰め込まれた信頼性のおけるウーファーであることがお分かりになるかと思います。

しかしながら、細部まで仕様を見渡すと、そこにはどんでもないこだわりと設計思想を持って作られた部分が見えてきます。

振動系はMms:27.2gで、20cm口径のウーファーとしては比較的軽い部類になります。振動系が軽いということは、Attack/Decayが早い、ひいては過渡応答に優れているということになります。

Xmaxにも焦点を当ててみるとXmax:8.15mmとあり、これはPA用スピーカーとしてみてもかなり余裕がある数値です。中域再生まで考えると、とてもバランスの良い数値になっていると思います。

また8PR200には、Aluminum Demodulation Ring(アルミ製復調リング)が採用されています。これは一般に、T字ヨークとマグネットの間に配置される部品で、ボイスコイルが動くときに発生するインダクタンス変化磁束の変調歪みを抑えるための部品です。

さらに、ボイスコイルインダクタンスLeは Le:0.55mH と優秀。インピーダンス特性を見るとわかる通り高域のインピーダンス上昇が非常に緩やかなのがわかります。これには、位相回転が少なくクロスオーバーの設計が容易になるという最高のメリットがあります。

8PR200-8 インピーダンス特性

これらの特徴を備えたうえで、能率はなんと95dB。
特にAES200WとXmax:8.15mmを持ったうえでのこの能率はすごいです。
普通であればストロークを増やすと能率は下がる、トレードオフの関係にあります。このユニットはそのバランスに非常に優れているのです。

スピーカーのあらゆる特性は、そのほとんどがトレードオフの関係となるもうひとつの特性があり、その要素らがスピーカー開発者やスピーカービルダーのみなさまを普段から悩ませていることでしょう。
しかしこのユニットに関しては、中域を犠牲にすることなく必要十分の低域を備え、なおかつ耐入力低歪み軽量振動系低インダクタンス十分なXmax。これらの要素をぎゅっと1つのユニットに詰め込み、かつそれら一つ一つが高いレベルで両立しているのです。

ひとつだけ、ローエンドの伸びが少しだけ物足りないことが惜しいポイントでしょうか。振動系を軽くしてしまったことで少し物足りなさを感じる人もいるかもしれません。そんな人には、同じくFaitalPROの8RS350をおすすめしておきます。がっつり重い、いいユニットです。

Qts:0.37/Vas:16.9L と前述のLeの低さを活かして、普通のバスレフでエンクロージャー設計からネットワーク設計までもが比較的容易な、初心者の方にもお勧めできるユニットとなっております!

3FE22-8

皆さん大好きフルレンジユニットのご紹介です。特にこのユニットはコイズミ無線のなかでも結構売れている定番商品です。実はこのユニット、結構すごいスペックになっています。

能率はなんと驚異の91dB。8cm口径のフルレンジユニットとしては超破格の数字です。

ネオジウムマグネットの強力な磁気回路と、軽量な振動系のこだわりでこの高能率を実現しました。またこちらのユニットのLeも非常に低い値に抑えており、周波数特性からもわかる通り高域の伸びが非常に良好になっています。

3FE22-8 周波数特性

Leが低い事を活かして、3Wayのスコーカーとして利用するのも面白いかもしれません。その場合は800~3000Hzくらいを使う事になるのでしょうか?

これまで上げたユニットには様々魅力がありますが、共通する長所の一つに「能率が良い」当い事が言えます。

一般に、高能率スピーカーには鳴りの良さを高く評価されます。加えて振動板が軽く磁気回路が強力であると、音の立ち上がりが速く、細かな音までクッキリと表現できます。時には生演奏のような迫力まで味わえるのが魅力の一つです。
また低出力アンプが使いやすいのも良い点でしょうか。現代において出力にとらわれないアンプは、それは良い特徴や性能を備えているモデルが多く、非常に魅力的なのです。

ですが、現代の多くHi-Fi用のスピーカーは低能率・高性能のスピーカーが一般的になっており、高能率スピーカーは数を減らしています。

現代のHi-Fi用のスピーカーは能率を犠牲にそれ以外の特性を強化する方針のものが大半を占めています。低域と高域の拡張、位相特性/指向性/周波数特性の改善。これらの特性は能率との両立が難しく、これまたトレードオフの関係にあります。この傾向が現代のスピーカーとして成立しているのは、技術革新によるトランジスタアンプの高出力化によるものです。
ワイドレンジに歪みなく、フラットな特性となるこのようなスピーカーも大変素晴らしい音を奏でます。

ここでひとつ、私は高能率スピーカーも面白いぞと唱えてみようかと。

私個人の話なんですが、某オーディオショウで聴いた某メーカーの高能率ホーンシステムに衝撃を受けた経験がありまして。(なんならホーン大好きにもなりました。)
良い機会なので能率を重視して今回おすすめユニットを選びました。

FaitalPROのようなプロ向けユニットの中でも、Hi-Fi用途向けに使いやすいものをお進めさせて頂きましたが、これらは高能率への欲望をきっとかなえてくれるでしょう。
ご興味ございましたら是非、上記のようなユニットを使うのも面白いと思います。

以上コイズミ無線オススメユニット、FaitalPRO編でした~!
今後も国内外問わず他メーカーでの魅力も発信していきますので、ご興味ありましたら是非一読いただけますと大変嬉しいです!

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