~FR08A開発の経緯ついて~

こんにちは、コイズミ無線の通販部です。
2025年4月に情報公開がされ、初回分は完売のFR08Aについて、
SPK AUDIOと弊社の関わりについても交えながら書いていこうかと思います。

SPK AUDIOは日本では現在弊社のみ取り扱いをしている中国のスピーカー製造メーカーです。
2014年に設立され、家庭用やOEMや車用、プロ用オーディオなど幅広い分野のオーディオを製品、主にスピーカーを製作しています。
コイズミ無線ではFR02や03の旧シリーズの取り扱いからその関係が始まり、
また、コイズミ無線オリジナルユニットで価格とその音質から界隈で高く評価された、”Bel Suono KF1018A”の設計・製造の手助けをしていただきました。

FR02シリーズやFR03シリーズは当初からラインナップとしてあるシリーズでしたが、近年弊社のお客様を中心にプロオーディオ設計、カーオーディオ専門業者、
オーディオ系インフルエンサ―、ブロガー様などさまざまな方々に評価いただき、徐々にユニットメーカーとしての地位を確立してきております。

そんな中、2023年、2024年と10cmのFR04C,FR04Dがリリースされ、
どちらも価格に対しての製品品質の良さにより、ご好評をいただきました。

2024年から弊社が取引のあるFostex様やMark Audio(フィディリティムサウンド)様などメーカー各社が20cmフルレンジをリリースする中で
弊社も20cmを開発できないかと弊社と取引のあるメーカーに相談していたところ、快く協力してくれたのがSPK Audioでした。

しかしながら、20cmのオリジナルを一からお願いするとなるとダイキャストフレームを鋳造するための型を一から製作する必要があり、弊社のような小さな商店では現実的に厳しい部分がありました。
そのためフレームについては、なんとかダイキャストフレームで実現するため、SPK AUDIOにすでにある型とSPK AUDIOの取引先から仕入れられる中から選びました。

そして、コーンについてはメーカー曰く全く同じではないが、FR04Dに近しいペーパー素材を使用。
エッジ部に関しては、いままでSPK AUDIOの製品にはなかった布(クロス素材)を使用しました。
マグネットはフェライトで、防磁型設計を採用しました。

音質に関しては、お好みもありますのであまり断言致しませんが、
癖が少なく、バランスの良いサウンドを目指しております。

弊社ベテラン社員曰く、”デメリットがあるとすれば少し能率が低いことくらい”だという事でした。

今回のFR08Aは既に次回入荷予定も決まっておりますので、ぜひお手に取っていただければ幸いです。

大型ユニット製作に挑戦したい初心者~上級者まで幅広くお使いいただけるのではないかと思っております。

ご紹介したFR08Aは下記からご購入いただけます。
※2025年5月23日現在は次回生産分のご予約受付中です。

FR08A
〇SPK AUDIO 20cmフルレンジ FR08A


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