【直結真空管アンプ製作 征矢進】


征矢進 著

　征矢進氏の『MJ無線と実験』デビューは、「自作アンプコンテスト」への出品であった。以後、多極出力管の第1グリッドと第2グリッドの両方に信号を入力する方式などで総合コンデンサーを廃した直結真空管パワーアンプを多数発表してきた。デビューから20年が経過し、発表した作品も50点を超えた。本書では征矢進氏の近年の研究成果をまとめ、シングルパワーアンプ、プッシュプルパワーアンプ、プリアンプ、合計25機種を収録した。入門者からベテランまで楽しめるよう、難易度の低いものから高いものまで幅広く収録し、回路設計および製作のポイントは平易な解説となっている。

B5 256ページ